育児がつらい。でも、母だから弱音は吐けない。
そんな心苦しさを抱えたまま、子育てを頑張っていませんか。
ママの気持ちに寄り添い、力になりたい!と活動している「MaMamo(ママモ)」。
親子美容室やご飯の提供など、さまざまな活動で多くの方の心と身体をサポートしています。
常に新たなチャレンジをし続けるMaMamoのお二人に、お話を伺いました。
MaMamoを結成したきっかけ
MaMamoはchikaさんとshihoさんの札幌市在住ママ二人組です。
お二人が知り合ったきっかけはInstagramでした。
お子さんの年齢や住んでいる所が近いとわかり、実際に会うとすぐに意気投合!
知り合った当時は、子どもの保育園やどこでお仕事をするか、お二人とも迷われていたそうです。
出産前まで美容師として働いていたshihoさんは、子育てと美容師の両立への不安が強かったとのこと。
「shihoちゃんに美容師を続けてほしかったし、私も調理スタッフの勤務経験がある。一緒にママが過ごしやすいお店を作ろうと思い立ちました。起業の知識も経験も無いところからスタートでした。それでも、自分たちがやりたい仕事をして、子どもたちと過ごす時間を大切にできる会社を作るって大事だと思いました。」
そんなchikaさんの熱い想いとひらめきからMaMamoが誕生しました。
子育て中の方に届けたいMaMamoの想いと活動
「ママも諦めない ママも楽しむ ママも笑顔で」のコンセプトから名付けたというMaMamo。
経験豊富なお二人は、さまざまな活動をされています。
親子カフェを定期開催!ママを労わる”なるべく無添加”ご飯を提供
札幌市豊平区にある「札幌ゲストハウスWAYA」(2023年3月まで)にて、定期的に親子カフェを開いているMaMamo。
※2023年4月より、札幌市中央区にある「喫茶とごはんbyme」で親子カフェを開催しています。
「自分を後回しにしがちなママに、ゆっくりご飯を食べてほしい」
上記の想いから、親子で一緒に気軽に行ける場所を設けているそうです。
- 身体にやさしい”なるべく無添加ご飯”を提供
- お子様メニューは離乳食にも対応
- ヴィーガン食も事前予約で可能
- テイクアウトもOK
自身も母であるお二人の思いやりが親子カフェに詰まっています。
リピーター続出!札幌ママに人気のご飯宅配サービス「チカイーツ」
親子カフェの日は、MaMamoオリジナルご飯宅配サービス「チカイーツ」を利用できます。
チカイーツ利用方法
1.事前連絡をする(公式LINEかInstagramDM宛て)
2.予算や人数、メニューの打ち合わせをして注文
3.予約した日にMaMamo手作りご飯を宅配
栄養満点で身体思いのご飯は、家族みんなの心を癒してくれます。
親子カフェ同様「チカイーツ」も月齢に合わせた離乳食の注文もOK!
「MaMamoに頼ってご飯作りを一休み。ママが少しでもほっと一息ついてくれたら嬉しいです」
と心強いお言葉をいただきました。
泣いちゃう子も安心の親子美容室
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美容師免許を持つshihoさんの親子美容室は自宅に来てくれる出張スタイル。
ママ・妊婦さん・お子さんが利用できます。
- 2畳分ほどのスペースと椅子があれば施術可能
- ママのすっぴん、部屋着も問題なし!部屋もいつもの状態でOK
- お子さんは好きなテレビやお菓子タイム中にヘアカット
「私も育児をしていて思いますが、外出が大変なママは多いです。美容室に行くのをためらう方に、気兼ねなく利用してほしいです」
shihoさんの経験とあたたかい想いが詰まったサービスです。
豊富なジャンルの親子イベント開催
「札幌で、親子で楽しめるイベントが必要だと感じていました。そこで、自分たちでイベントをやってみたのが始まりです。」
- 音楽療法士(補)のchikaさんとフルート経験者のshihoさんによる音楽活動やリトミック
- 乳幼児食指導士でもあるchikaさんの離乳食・食育講座
- 資格保有者のママと多種多様のコラボレーションイベント
- 手型足型フラワーアート
- お子さんやママ対象のロケーション撮影
「大満足でした!」と常連になる方が多いMaMamoのイベント。
MaMamoのInstagramまたは公式LINEで翌月の予定を発信しています。
家族を気遣う調味料とMaMamoオリジナルレシピを公開
MaMamo愛用の調味料は“麹”
「一番使用している調味料は、麹です。発酵調味料で体にも良く、調理法がとても簡単なので愛用しています。MaMamoのご飯メニューには手作りの醤油麹、塩麹、玉ねぎ麹を必ず使っています。」
手作り麹は発酵食品ソムリエの方に教わり、shihoさんが仕込んでいるとのこと。
腸内環境を整える麹は、子どもにも積極的に摂取してほしいですよね。
MaMamo大人気メニュー“麹スープ”のレシピ
ベビカフェにMaMamoオリジナル麹スープのレシピを教えてくださいました!
① 干し椎茸で出汁をとる
② 具はわかめと出汁で使用した干し椎茸のみを入れて煮る
③ 醤油麹と玉ねぎ麹を1:1で入れれば完成
「簡単で栄養価が高く、子供から大人まで楽しめる麹スープができます。余計なものが入っていないので罪悪感なく飲めます!」
MaMamoの麹スープは、お手製の無添加麹のみ使用しています。
市販の醤油麹とコンソメでも代用可能とのことですが、成分が気になる方は商品表示をご確認ください。
手軽に作れて子ども人気が高い麹スープ、ぜひお試しくださいね。
困っている札幌ママを助けたい!MaMamoが目指す子育て環境と今後のチャレンジ
札幌を拠点にさまざまな活動をしているMaMamo。
お二人の今後の目標をお聞きしました。
ママによるママのための活動「sapporo mama project」
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chikaさん発案の「sapporo mama project」が目指す札幌ママの子育てビジョンは以下の通りです。
・子育てに悩み壁にぶつかったママが“助けて”を言える世の中に
・ママがやりたい事を諦めずにサポート・応援できる環境
・子育て中の方向けに活動している現役ママの情報をシェアできるネットワークづくり
「子育ては想像以上に大変です。自分のための時間も持てず、目の前の命を守るのに必死な毎日。身も心も限界なのに頑張りすぎるママが多いです。私たち自身の育児経験から、ママたちを助けたくて企画しました」
第一回「sapporo mama project」では、現役ママたちが各々の活動をメディア・政治関係者に伝えました。
「さまざまな分野で活動している現役ママが札幌にはいます。育児中で困っている方に手を差し伸べられるよう、たくさんの方に存在を知ってほしいです。」
お二人は今後も「sapporo mama project」の活動を通し、孤立子育てにならない世の中を目標にしています。
より良い子育て環境のためにママ同士のネットワーク充実を目指す
MaMamoが今後広げていきたい活動を教えてくださいました。
- 札幌ママが登録できるコミュニティサイトを制作(育児に関する情報をみんなでシェア)
- 上記サイトに、育児中の方向けに活動しているママも登録(イベントや目的別の検索ができるようにする)
- リアルの場でママ同士交流できる場所をMaMamoにする
「ママ同士で困ったときに助け合えるコミュニティを作りたいです。ママ同士の確かな情報でコミュニティを築き、いずれは札幌市の母子手帳交付時などに、コミュニティサイトがあることを促してもらう、まで考えています。情報を知りたい・活動を知ってほしい、どちらも嬉しい場になればと思います。」
困ったときは助け合い、みんなで子育てをしていく環境を目指しているMaMamo。
「MaMamoはママたちの憩いの場にしたいです。そのためには、MaMamo店舗を構えて、親子美容室×ごはんやをスタートします。今後は、子ども食堂や学童保育にも取り組んでいきたい。私たちはやりたいことがいっぱいです!」
ワクワクがこちらにも伝わってくる素敵な目標をお聞きできました。
毎日子育てに向き合い頑張りすぎるママたちへ
育児中は弱音を吐かず、頑張りすぎる方が多いですよね。
そんな時、思い切って助けを求められる世の中を目指すMaMamo。
「1人でも多くの方にMaMamoを知っていただいて、ママがママらしく過ごせるよう活動していきたいです。私たちの願いは、ママにも諦めないでほしいし、笑顔でいてほしいです!」
北海道ベイビーカフェも、子育て中の方にそっと寄り添い、ほっと一息つける存在でありたいと願っています。
北海道ベイビーカフェでは、ママに寄り添う活動をされている方を紹介しています。
取り上げてほしい方がいましたら、ぜひお問い合わせからご連絡ください!
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